女流陶芸は、わが国初の女性陶芸家集団であります。

1957年、坪井の呼び掛けで7人の陶芸家が集まり、京都で産声を上げました。

それまで日本の陶芸界の成り立ちは男性一辺倒のもので、こんにちの陶芸界も徐々に変化して参りました。当時は、女性が陶芸界への進出を望んでも、様々な因習に阻まれ、また、体力的にも困難な面が立ちはだかっていました。

多くの方々のご支援に支えられ、会員たちのたゆまぬ研鑽が始まりました。日々の努力を重ね、今年は結成65周年、公募展は55回目を迎えます。

この間に女性陶芸家は飛躍的に増え、半世紀以上に亘る女流陶芸の取り組みが、土と炎に向かう女性陶芸家の育成に多大な役割を果たしてきたと自負しています。

今年も11月に京都市京セラ美術館において、会員たちの作品に加えて、第55回公募展を開催いたします。新型コロナウイルス感染拡大の影響は多岐にわたり、美術界においても大きな影響を及ぼしています。しかし、作陶への熱意が皆様の未来を拓く力となりますように、どうぞ志を同じくされる皆様、作品の発表の場を目指して、ご応募を心よりお待ち申し上げます。

2021年7月

女流陶芸